2015年11月20日金曜日

【調査報告】日本のウェディング事業者の中国語Webサイト


日本のウェディング業界で中国語Webサイトがどれくらい普及しているのだろう?、と素朴に疑問に思って、以下の調査を実施してみました。

■調査内容■
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【時期】2015年11月初旬

【対象】
①東京23区内のウェディング撮影事業者 88件
②東京23区内のウェディング施設 324件 
 ⇒施設の種別としてはホテル、専用式場、レストランなどを含む。

【方法】
施設・事業者の中国語名(固有名詞)が不明なため、各社の日本語Webサイト内から中国語ページへ遷移するリンク有無を確認。このため日本語Webサイトからリンクしない独立サイトを持っている場合は今回の調査ではカウント外になっている。

【定義】宿泊等の情報ページは対象外として、「ウェディング」の施設やサービスを掲載するページを有するサイトのみをカウント。
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■調査結果■
中国語Webサイトでウェディング情報を紹介している施設・事業者の件数は下記の通りで、極めて少ないことが分かりました。
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①東京23区内のウェディング撮影事業者 1件(88件中)
②東京23区内のウェディング施設 8件(324件中) 
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■考察1■ 独立サイトもある?

今回の調査方法ではカウントできなかった、日本語Webサイトからリンクしない独立の中国語Webサイトもあるだろうと推測されます。しかしこれは2つの点でもったいないです。

1点目は言わずもがなSEOの観点。中国語WebサイトのSEOパワー向上のために、強力な日本語サイトからリンクするのは大変効果的です。

2点目は、中国語圏の消費者は意外なほど日本語サイトを見るという観点です。慣れない日本語でヤフージャパンなどを検索して、苦労して日本のウェディング情報を探します。たどり着いた日本語サイトを見て、中国語ページへのリンクがあればきっと喜んでその事業者の情報を見てくれることでしょう。


■考察2■ 現地代理店経由が多い?

独立の中国語Webもあるにしても、それにしても今回の調査結果は少ないと感じます。おそらく中国語圏市場にアプローチする施設&事業者は、ネット経由直販ではなく、現地エージェントや旅行会社を開拓していると想像します。

中国・台湾・香港の現地エージェントや旅行会社をこれまでに30社ほど訪問して話した経験がありますが、そこで名前があがる日本のウェディング事業者は超有名企業だけです。WさんとWBさんとAさんの3社くらいです。日本のホテルやレストランやフォトスタジオの提携先を探している、といった話は聞いたことがありません。

日本の事業者にとっては現地代理店の開拓はさほど難しくないと思います。好条件さえ提示すればエージェント契約には応じてくれるでしょう。しかし肝心なのは「取引条件」と「実売につながるかどうか」です。そこを考えると、現地エージェント経由の中国語圏市場において、売上金額に加えて利益の面でも満足な結果を出せている日本の事業者は少ないのが実情ではないか、と想像しています。

上場企業レベルの資金力やブランド力がない限り、現地エージェント経由のビジネスは難しく、それをメインに据えるのはリスキーだと思うのですが。


■考察3■ 先行者になるチャンス?

ということで、ビジネスチャンスです。(笑) 中国語圏市場向けの日本ウェディングのネット経由直販はほとんど未開拓です。一方で中国語圏の消費者はネットで情報を探しています。GoogleやBaiduのデータからも明らかです。

現地エージェント(リアル店舗)経由は先行企業と大企業が有利ですが、一方のネット直販は後発でも中小事業者でも比較的戦いやすい。これはどの産業でも共通の構図ですが、上記の状況を踏まえると、このニッチな分野ではむしろ先行者になるチャンスが目の前にあるとも言えます。


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今回の記事は以上ですが、すみません、最後に宣伝です。
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