2013年10月27日日曜日

中国富裕層はiPhoneが大好き!!というデータ

タイトルはちょっと省略しちゃいました。
正確には、「中国富裕層の『海外志向が強い方々』はiPhoneが大好き!!」です。

■ 結論

最近のニュースでよく目にするのは、「(中国)国産ブランドのスマホシェアが70%」とか「中国ではiPhoneのシェアが下がり続けて、ついに出荷ベースで5%未満」とか、そんな話です。

しかし!、中国人富裕層向けに「訪日観光誘致」や「高級な日本製」をウリにビジネスする場合、現時点でのスマホアプリはAndroidよりもiOS向けを優先して考えるのが良さそうです。


■ どれくらい大好きか?

中国全体では、スマホシェア(利用者数ベース)でiPhoneは20%を下回っているそうです。一方で「中国富裕層の『海外志向が強い方々』」では、iPhoneシェアは60%以上と推測されます。

「どれくらい大好きか?」と問われたら、「普通の3倍以上大好きです」と答えたい。(笑)


■ データ

以下の表は弊社『海婚鋭媒』のWebアクセスデータのモバイル端末別集計です。
※海婚鋭媒は「中国向け海外ウェディングポータルサイト」です。
http://wedding.pointed-media.com/


クリックで拡大します

ご覧いただけるとおり、訪問数の1位と2位がアップル「iPhone」「iPad」で、59.7%を占めています。なお、端末分類はGoogle analyticsが勝手に定義してくれているもので、タブレットを含むので「スマホのシェア」とは言えません。しかしアプリ開発を考えるなら、AndroidよりもiOS向けを優先して考えるのが良さそうです。

さらに訪問数以上に興味深いのは「質」です。滞在時間や閲覧ページ数の指標で、アップルAndroidユーザよりも質が良い(利用意向が強い)ことも見て取れます。「海外ウェディング」を本気で検討して、本当に購入できるユーザは、アップル「iPhone」「iPad」を使う率が高い。

なお表中の訪問数3位の「(not set)」とは、Google analyticsが判別できない端末で、「パチもん」を含めた中国国産のモバイル端末と思われます。またそれらに比べれば、Samsungユーザのほうが利用意向が強いことも分かります。

というわけで、量(訪問数)と質(滞在時間など)の両方を考慮しまして、「中国富裕層の『海外志向が強い方々』」におけるスマホシェアはiPhoneが60%以上と推測いたしました。


■ そういえば

私の身近にいる中国人の方々、つまり日本在住でネット業界で仕事をしている中国人の皆さんは、全員がiPhoneを使っているような気がします。

一方で日本人のネット業界の方々は、半分くらいはiPhoneやiPadを持たず、Androidだけを使っているような気がします。(iOSとAndroidの2台持ちも多いですが)

個人的には、「iPhoneユーザーはお金持ち」という感覚は全くありません。値段は高いにも関わらず。。。でもこれはDocomoを選べなかったという、日本の特殊事情が原因かも知れません。シンプルに端末自体に目を向ければ、高価なうえに高品質との定評があるわけで。近い将来にモバイル端末が完全に消費財の位置づけになるまでは、iPhoneが例えればベンツみたいな、いわゆるところのステータスシンボルであっても不思議ではありません。

弊社『海婚鋭媒』のビジネスにおいては、「中国富裕層の海外志向が強い方々」にターゲティングできるのはありがたい話です。当面はモバイルアプリ開発の予定はありませんが、この件を何か活用したいなぁと思案しているところです。・・・アップルの低価格戦略とブランド戦略のゆくえを眺めつつ。


■ ご参考

スマホ市場、国産ブランドのシェアが70%以上に躍進―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130908-00000004-rcdc-cn

アップルの中国スマホ市場でのシェアは5%
http://news.livedoor.com/article/detail/7979105/

なぜアイフォンは中国で受けなくなったのか?
http://globalization.jp/wp3/blog1929

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